ビスマルク諸島は、ニュー・ブリテン島やニュー・アイルランド島などからなる、パプアニューギニアの島々です。人々は、入れ墨、仮面、儀式の衣装の多様な伝統を育んできました。
ニュー・ブリテン島のトライの人々には、儀式上の権威と結びついた男性結社ドゥクドゥクがあります。歴史的な記録には、貝貨で払う入会金や、参加が制限された儀式が記されています。
背の高い円錐形の頭と、葉でできた衣装が、中の人を隠します。一度見たら忘れられない姿です。動きと踊りが、その姿に命を吹き込みます。衣装は単なる変装ではなく、共同体で権威を持つ存在を目に見える形にします。
諸島のほかの場所にも、土地ごとの伝統に従った顔や体の入れ墨があります。ヨーロッパ人がつけた諸島の名は、オットー・フォン・ビスマルクに由来します。しかし、島々の芸術の歴史は、その名が使われ始めた植民地時代より、はるかに古くから続いています。
